開発ストーリー

2013年~

Eコマースの発送代行サービスをスタート

EC向けのクラウドWMS開発を決定、現場の課題感を肌で感じるために、実際の物流現場運営は不可欠と考え物流代行サービス事業に着手しました。

現場を運用してみて、頭で考えただけのシステムでは利用しにくいことを実感しました。

現場で使いやすいシステム」を目指したのは、この時点です。

2014年

日本初のスマホハンディーにチャレンジ!

小資本で事業を開始したため、一般的に利用されている高額のハンディーターミナルを購入することができませんでした。

そこでAndroidアプリを利用したハンディーターミナル開発にチェンジしましたが、高性能のBluetoothスキャナーが国内で販売さていなかったので、米国製や中国製を利用しましたが、品質問題に悩まされました。

2016年

クラウドWMS「エアロジ」をリリース

1年間の開発期間を経て、クラウドWMS「エアロジ」を正式リリースしました。この時点では、MVPと言われるMust have機能のみのシンプルなサービスでした。

まだ、低コストで利用できるクラウドWMSの販売はなくて、ハードルの高いプロ向けのサービスが主流でした。

2017年

大手アパレルECに採用される

エアロジが大規模のアパレルECに採用されました。これまで中小規模の案件のみに採用されていましたが、初めて大規模のアパレルでの採用です。
アパレルの物流は、EC業界で最も現場難易度が高いものです。この要件を満たすために、たくさんの機能を自社開発して実装しました。

2018年

ネクストエンジンAPI開発

OMSシステムとして国内シェアNo.1のネクストエンジンとAPI連携が可能となりました。

2019年

帳票システム開発

納品書などのPDF帳票を軽く高速で作成する技術を開発しました。帳票テンプレートをローカルで作成して、アップすることで、荷主ごとに違うテンプレート管理を簡単に行えるシステムが完成しました。

【関連技術開発】
①オートプリント
クラウドで生成したPDF帳票をWeb Socket技術を活用してハンディー検品後に指定プリンターから印刷する技術です。

②コンビニ後払いAPI接続
NP後払いなどのコンビニ後払いシステムとAPI連携して印字データを取得する技術です。これにより、WMSからコンビニ後払い票の直接印刷が可能となりました。

③宅配帳票のWMSからの直接印刷
佐川急便、ヤマト運輸、日本郵便のホストコンピュータとSFTP接続、WMSから直接宅配送り状やポスト便の送り状印刷と確定データの通信が可能となりました。

2020年

バッチ処理で特許取得

現場作業の効率化を注文グルーピングで解決を目指し、バッチ処理という新たな概念を考案し、特許を取得しました。

エアロジの倉庫ユーザーの最もお気に入りの機能がバッチ機能です。他社のWMSにはない機能で物流現場の生産効率化明確に向上します。

OMS機能を追加開発

現在、一般的となったOMS+WMSシステムですが、悲願であったOMS機能を追加開発しました。この際、受注処理を自動化するRPA機能を開発して、特許を取得しました。

【関連技術開発】
OMS機能開発に伴い各モールやショップとのAPI連携が可能となりました。

EMS・ECMSとのAPI連携

海外大量出荷の荷主からの依頼で、EMSとECMSにAPI連携しました。
梱包従量をスマホで自動取得、APIでEMSホストにデータ送信、インボイスを自動印刷する技術です。

2021年

倉庫請求自動化アプリ「Billing」を開発

3PL倉庫の請求業務は、属人的で時間がかかる業務で頭を悩ましている会社が多く存在します。エアロジに連動して、日次で請求元データを集計する「Billing」を開発しました。

Billingと別に開発したSubsc Billを利用することで電子請求の作成送信までを自動化することが可能となっています。

スマホアソートシステム「TAS」を開発

現場生産性向上のためにゲート型のアソートシステムが人気となっていますが、高額で利用できないという声を聞いて、スマホ1台で利用可能なTAS(Tablet Assort System)を開発しました。

ミニ納品書を開発

アマゾンで利用されているレーザープリンターで印字可能な「ミニ納品書」を独自開発しました。これにより、納品書と送り状の同時後出しを実現。倉庫の事務処理工数をゼロにすることに成功しました。

2022年

オートシップを開発

倉庫の帳票事務作業を削減を目指して、「オートシップ」 機能を開発しました。

設定した時間にWMSを自動引当、納品書を無人で指定プリンターより自動印刷します。現場では、納品書をベースにピッキングを行い検品後に送り状を後出し印刷する技術です。この技術で帳票印刷事務が不要となります。

2023年

サイバーロジをリリース

中小EC企業の物流の受け皿として、エアロジを利用した新たなビジネスモデルを開発しました。
中小規模の荷主を仮想1荷主としてグルーピング処理することをで中~大規模荷主として、現場作業を行うことができるようになりました。

株式会社コマースロボティクス
代表取締役 伊藤彰弘
ロジスティクス経営士

これまで現場の課題解決に現場主義で対峙して、先進的な技術開発で対応してきました。

エアロジは、物流現場の業務効率化にとことん、こだわり抜いたシステムです!

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