物流用語集

EC物流特有の物流用語を解説します。

あ行

一体型伝票

一体型伝票は、納品書と送り状の帳合事務作業のなくすためのソリューションとして普及しています。しかしながら、用紙コストの問題があります。通常、送り状は宅配会社が無料支給していますが、一体型帳票は@20円以上となります。導入には十分な費用対効果の検証が必要です。また、近年、宅配会社の帳票審査が厳しくなり、独自の帳票の利用が難しい状況です。

オートシップ(独自)

伝票事務業務を無くすことは、倉庫運営の悲願の一つと考えられています。オートシップは、それを実現するソリューションです。タイマー設定した時間に納品書が指定プリンターから自動印刷されます。また、送り状は、レジ検品後に後出されます。この2つの技術で、送り状事務の大半を無くすことが可能となります。また、払い用紙は、納品書×払込み一体型伝票を使うことで、納品書として利用が可能です。

送り状後出し(独自用語)

伝票発行工程の課題である納品書と送り状の帳合業務を無くす技術の一つである。レジ検品後にオンデマンドで宅配会社送り状を自動印字する仕組みであり、一般的には、スマートキャンとやBIZLOGIなどの宅配会社の印字システムを利用しますが、独自の印字アプリで印字が可能です。宅配会社HOSTにも確定データをSFTPで通信します。また、日本郵便やEMSにも対応可能です。

送り状直接印字(独自用語)

宅配会社の送り状やEMSインボイス、ECMS送り状などをWMSから直接印字する技術です。WMSからPDFを印字して、直接印刷することで、CSVのやり取りが不要となり、業務効率が著しく向上します。

か行

個口割れ(独自)

梱包時点で一つの梱包に入らずに複数の梱包に分割する場合の処理は現場で苦戦します。ハンディーターミナルに個口割れ機能を追加しました。個口を「1」から変更することで、個口分の送り状の印字が可能です。

コンビニ後払い印字データ

コンビニ後払い用紙の印字は、通常は後払い会社の印字システムの利用が不可欠でした。印字システムを活用するのは、倉庫事務に取って負担と無駄が多い業務となります。エアロジは、印字データをAPIで取得して、WMSから直接、コンビニ後払い用紙の印字が可能となります。

さ行

事前セット・その場セット(独自)

商品マスタでセット商品を管理しますが、2種類のセット商品の管理方法をいいます。事前セットは、セット商品(親)の在庫管理を行います。その場セットは、仮想セット商品でセット商品(親)の在庫管理は行いません。

出荷工程(独自)

ハンディー検品の一つの機能です。レジ検品後に梱包が終了した送り状No.をハンディーで検品します。この際、レジ検品終了していないステータスだった場合や2重の場合などでエラー音を出します。出荷工程が完了した際は、WMSステータスを出荷済に変更します。また、この工程で宅配のサイズWMSに記録することが可能です。

商品コード・在庫コード(独自)

定期通販では、ランディングページごとに同一商品に対して、異なる品番を振って運用します。そのため、商品コード、在庫コードを分けて管理する必要があります。商品コードに対して、在庫コードを紐づけして管理する機能が必要です。

セット組・セットバラシ(独自)

事前セット商品の流通加工指示機能です。子商品(部品)を利用して、現場で組み立てを行うプロセスをシステムで管理する機能です。荷主が登録したセット商品制作指示に対して、子商品(部品)の在庫をロックして、ハンディーでトータルピックします。その後、組み立てが完了したら、制作報告数と登録することで、親の在庫が加算されます。セットバラシは、親商品を子分品に分割する機能です。

倉庫内の業務効率化

昨今、物流需要の拡大、働き手の不足などの影響により、物流倉庫内の業務効率改善や生産性の向上に取り組む企業が増えています。経営者であれば、「実績」を見ることで経営状態を評価できますが、倉庫では、現場の生産性や物流品質、安全性など数字化しづらい項目が多く、現場を評価する指標を数字で「見える化」することが難しいです。しかし、これらを「数字」などの客観的な指標で見る

な行

日次決算・日々収支

倉庫のPLを日次で作成する運用方法をいいます。ハマキョウレックスがこの分野で有名です。倉庫の収益性を高めるマネジメントシステムとしては、不可欠なものですが、運用できていない倉庫も多いのが現状です。

は行

バッチ処理(独自用語)

出荷指示を物流現場の仕事を効率化するようにグルーピングして、データを分割する技術。一般的にシングルとマルチ注文に分割するものが多様されているが、Same注文(同一注文×同一チラシ)という概念を追加した。また、配送会社別や決済方法別など追加のパラーメーターで荷主ごとに自由にバッチ条件を設定する独自技術でシステム特許を取得している。

A~Z

Billing(独自)

WMSでは、物流費の請求機能がついているものは多くありません。理由は倉庫ごとにアクテビティ―の見積体系が異なるからです。しかしながら、アクティビティーごとに日次、月次で集計する機能は必要です。また、WMSシステムでは自動集計できない日報、月報のデータを記録する仕組みも必要です。
エアロジBilling機能では、アクティビティーごとの集計と請求データの作成が可能です。

EOS(Electronic Ordering System)(SCM用語)

ERP用語です。日本語で電子発注といいます。毎日需要予測を行い在庫日数を計算して、リードタイムと比較計算を行い発注推奨データを自動作成するシステムです。大手小売や大手流通では一般的なシステムですが、EC業界は遅れており、このようなシステムはありませんでした。業界初のEOS「コマースロボEOS」が発売されます。POSのような在庫分析機能+電子発注機能を提供します。

MH

昨今、物流需要の拡大、働き手の不足などの影響により、物流倉庫内の業務効率改善や生産性の向上に取り組む企業が増えています。経営者であれば、「実績」を見ることで経営状態を評価できますが、倉庫では、現場の生産性や物流品質、安全性など数字化しづらい項目が多く、現場を評価する指標を数字で「見える化」することが難しいです。しかし、これらを「数字」などの客観的な指標で見る

OMS連携機能(独自用語)

一般的にOMSとWMSをAPI連携させる運用が増えています。しかしながら、この連携の際にデータ変換カスタマイズが必要な場合やOMSにRPAがない場合が多いので、中間にRPA機能を追加してさらに自動化を進めたいという高度なニーズが増えています。OMS連携機能を利用するとネクストエンジンやクロスモーロとWMSのデータ連携を高度化することが可能となります。OMS、WMSを別々に運用するよりは、OMS+WMS一体型でRPAも内蔵される「コマースロロボ」を利用するとこでより高度な運用が可能となります。

TAS(Tablet Assort System)(独自用語)

種まき装置として、ゲートアソートシステムが有名であるが高額のシステムである。アソート分配をスマートフォンだけで可能にした独自技術であり、月額利用料のみで、すぐに利用可能である。棚間口数は自由に設定可能で、ハンディーのトータルピッキングと自動的に連携しているので、上位側(WMS)とのデータ連携も自動化される。

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